一般社団法人奈良県中小企業診断士会主催の理論政策更新研修を、平成29年9月8日(土)に大和信用金庫八木支店ビル3階にて開催しました。
今回の更新研修の内容は以下の3講義実施し、講師は近畿経済産業局、知財の専門家である日本弁理士会、奈良県中小企業再生支援協議会の計3名から、中小企業経営支援策及びプロコンとして活躍されている得意テーマに沿った内容で、講義が展開されました。受講者数は昨年に続いて100名を超えました。アンケート結果は役に立ったとほとんどの受講者に評価され、それぞれの講座評価も非常に高い評価でした。
第一講 中小企業・小規模事業者支援政策について
【講師】近畿経済産業局 産業部 中小企業課 課長補佐 中村 隆氏
【講師】
第一講では、近畿経済産業局 中村様より、「最近の中小企業・小規模事業者施策について」を施策立案された意図も交えて講義いただきました。
第二講 中小企業の知財戦略支援について
【講師】 日本弁理士会 近畿支部 奈良地区会 副会長 小野 敦史氏
【テーマ】「農林水産物等に関する知的財産の保護」
第二講では、知財の専門家である弁理士の小野氏より、農林水産物に関する知財保護について講義いただきました。日頃馴染みのない種苗法によって保護される分野と商標登録で保護される分野の違いなど、6次産業化を推進していく上で大変参考になりました。
第三講 中小企業の再生支援事業について
【講師】 奈良県中小企業再生支援協議会 統括責任者補佐(兼専門相談員)小田川 圭治氏
【テーマ】「再生支援協議会とプロコン診断士との連携状況」
第三講では、中小企業診断士でもある奈良県再生支援協議会の小田川氏より、再生支援事業へ、もっとプロコンは関与すべきというメッセージと共に、協議会活動のご紹介と企業の再生支援についいって講義いただけました。
次年度も、多数の参加をお待ちしております。