一般社団法人奈良県中小企業診断士会主催の理論政策更新研修を、平成28年9月10日(土)に大和信用金庫八木支店ビル3階にて開催しました。
今回の更新研修の内容は以下の3講義実施し、講師は近畿経済産業局の中小企業相談官、奈良県中小企業診断士会員2名、計3名から、中小企業経営支援策及びプロコンとして活躍されている得意テーマに沿った内容で、講義が展開されました。受講者数は108名と昨年に続いて100名を超えました。アンケート結果は役に立ったとほとんどの受講者に評価され、それぞれの講座評価も非常に高い評価でした。
第一講 中小企業・小規模事業者支援政策について
【講師】 近畿経済産業局中小企業課 中小企業調整官 林 祥子氏
第一講では、近畿経済産業局中小企業課中小企業調整官 林様より、「中小企業・小規模事業者の現状」と「中小企業・小規模事業者への支援策」について、経済産業省内で決定したばかりの平成28年度補正予算の内容も交えて解説いただきました。
第二講 中小企業事業承継の支援事例
【講師】 中小企業診断士(奈良県診断士会会員) 竹下富彦氏
第二講では、(奈良県診断士会会員)竹下先生から事例をもとに、某企業の事業承継に携わった経緯、事業承継の一般的知識の紹介、某企業がとった選択の内容など具体的な事例を聴くことができました。
第三講 データを活用した中小飲食業の経営改善
【講師】 中小企業診断士(奈良県診断士会会員)原田高峰氏
第三講では、(奈良県診断士会会員)原田先生から、特に小売業・飲食業分野の経営改善支援の豊富な実績にもとづいた中小飲食業の経営改善について具体的に経営データの活用方法について聴くことができました。